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第八十六話 想いのカタチ

مؤلف: 文月 澪
last update آخر تحديث: 2026-01-30 16:00:07

「ちょっ、離れろ! ︎︎苦しい!」

 しかし、キスについての文句は出てこない。調子に乗った律はとんでもない事を口走る。

「ねぇねぇ優斗~。ご褒美ちょうだい」

 意味が分からず、首を傾げる優斗に、律は自分の唇をちょんと指さす。

「へ?」

 間抜けな声を出す優斗に追い打ちをかける律。

「ご褒美。キスちょうだい!」

 たちまち紅潮していく優斗。

「ばっ、馬鹿か!? ︎︎こんな人前で、できる訳ないだろ!」

 それを律は都合のいい様に解釈した。

「じゃあ、家ならいいんだね! ︎︎やった~、言質取ったり~」

 ぐりぐりと頬を寄せてくる律に、優斗は真っ赤になって喚き散らす。

「そ、そんなんじゃない! ︎︎ちょ、離せ! ︎︎皆が見てるだろ!?」

 そんな優斗にも律は嬉しそうだ。前なら問答無用で引き剥がされていたのに、今は胸を叩きながらも、腕の中で頬を染めている。

「優斗、かわいい。好き。大好き」

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  • 闇より出し者共よ   第八十七話 睦言

     律は口付けを繰り返しながら、器用にボタンを外していく。全て外すと、前を開きタンクトップをたくしあげて、指を滑り込ませる。引き締まった滑らかな肌はしっとりと湿り、既に火照っていた。 優斗は初めての感覚に身を捩るが、足の間に律がいるため身動きができない。その足も大きく開かれて、猛りきった雄芯が丸わかりだ。 優斗の身体は羞恥で更に熱を帯びていく。 それを感じ取った律も、熱い吐息を零した。「優斗、気持ちいい……?」 執拗に腰元を撫でられ焦れったいが、律の慈しむような手つきは、大事にされているという実感を伴う。「……うん……りつ、もっと……」 潤む瞳が切なげに揺れる。 それは律の理性を吹き飛ばした。 優斗の首筋に顔を埋め、舌を這わせる。それと同時に手が胸元まで上がってきた。脇から頂きを掠め、周囲を攻める。「は、ぁっ」 思わず零れる嬌声に、優斗は口を両手で覆った。しかし、それは律によって解かれる。「ダメだよ優斗。ちゃんと感じてるの聞かせて。いやらしい声、もっとちょうだい?」 その言葉を合図にしたように、頂きをきゅうっと摘む。全身を駆ける甘い痺れに、優斗は首を仰け反らせた。「あっ、ぁ」 もうタンクトップは首元まで上げられ、薄桃色の果実は外気に晒されていた。律は頂きを口に含め、舌で転がす。刺激が加わる度に、優斗は鳴いた。「優斗、可愛い……好き、大好き」 そう繰り返しながら、胸元に赤い印をつけていく。そのまま下へと向かい、ベルトに手をかけた。なんの抵抗も無く、ズボンが引きずり下ろされ、ボクサーパンツに包まれた雄芯が顕になる。下着の上からでも分かるほどヒクヒクと動く雄芯は、まるで律を誘っているようだ。「ふふ、そんなに俺が欲しい? ︎︎もうパンツびしょ濡れじゃない。初めてなのに、感度いいね」 言葉で責められ、優斗は顔を隠す。「煩い。言うな、馬鹿」 口調をきつくして言ってみても、それすら律を煽る要素でしかない。優斗の白

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